ドイツのドナウ川で少年の死体が発見された謎の事件、国際刑事警察機構が捜査を拡大

アリザ・チャサン著

2023年8月29日 / 午後3時40分 / CBSニュース

ドイツのドナウ川で敷石の板で重さを量られ、アルミホイルに包まれた少年の遺体が発見されてから１年以上が経過した火曜日、警察は救助を求めた。

インターポールによると、遺体は５～６歳の男児とみられ、昨年５月１９日にドイツ・バイエルン州のグロスメーリング近郊で発見された。当局はまだ少年が誰なのかを把握しておらず、彼の死をめぐる不審な状況の詳細を解明しようと取り組んでいる。

インターポールは、国際情報収集警告であるブラック・ノーティスを同組織の加盟国195カ国に配布した。通知には少年の顔の復元画像と身体的特徴が含まれていた。

インターポールのユルゲン・ストック事務総長は、世界の法執行コミュニティに対し、データベースを照合し、未解決事件や未解決事件について相談するよう呼び掛けた。捜査当局は、彼がドイツ国外で過ごした可能性が高いと考えている。

ストック氏は「どこかの誰かがこの少年について何かを知っており、特定の詳細を公表することも同様に重要だ」と述べた。「彼が人身売買、誘拐、暴力のいずれの被害者であっても、我々はインターポールの警察能力を総動員して彼の身元を特定し、捜査官が彼の死を明らかにするのを支援することに全力で取り組んでいる。」

少年は身長約3フィート7インチ、体重約33ポンドだった。インターポールによると、少年の髪は茶色で、血液型はO型だった。インターポールによると、少年の体にのしかかっていた板はドイツのメーカー、ディーファウス社製の敷石「ナチュラ・ヴィーゴ」だった。

当局者らは、関連情報を持っている国民に対し、特にドナウ川で見つかった少年との関連性を示す特徴や失踪状況を示す行方不明児童について何か知っている場合は、ドイツの国家警察チームに連絡するよう呼び掛けた。

ドイツ警察はインターポールと協力して、少年が生物学的親戚である可能性があると信じる人々のDNA比較を行う可能性がある。

Aliza Chasan は、60 Minutes と CBS News のデジタルプロデューサーです。

初公開日 2023 年 8 月 29 日 / 午後 3 時 40 分

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